この美しいけれど未だ多くの方に知られていない楽器を
ご紹介できることを嬉しく思います。
この楽器はヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ(肩掛けチェロ)と言われる小型のチェロで、ストラップを使い名前の通り肩からかけて演奏します。
サイズはヴィオラと比べると全長が長く横板がかなり厚くなっています。
写真はガットの五弦ですがナイロンの現代弦を張ることもできます。
音域は2、3、4、5弦はチェロと同じですが1弦にeが加わります。
構え方が独特なので最初は戸惑うかもしれませんが、指の使い方はヴァイオリンと同じなので、ヴァイオリンを演奏される方でしたら15分程でスラスラと弾けるようになります。
プロのヴァイオリニストの方に試奏して頂いた際も、ものの数分でバリバリと弾かれていました。
弓はこの楽器のために特別に製作したもので、初期バロック時代の形態のものとなっています。
この楽器についてもまたブログで詳しくご紹介していきますのでどうぞお楽しみに♩
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